わたた、バタバタ
最近、物入りだなぁ。
殿と私がお世話になった方が、定年退職されて長崎へ帰郷された。
母の友人で私も仲良くさせて頂いた方のお嬢さんが結婚された。
殿と職場で一緒だった方が退職して居酒屋を始められた。
長崎へ帰郷された方には、たこ焼きセットを送った。嫌がられるかも知れないけれどご両親と一緒にお住まいになってらっしゃるので、ちょっとは笑って頂けるかなぁっと思って送った。たこ焼き器と、たこ焼き粉、天カス、ソースなどなど後は水だけあれば!の状態にしてダンボールに詰めた。長崎と言っても離島なので本当にフルセットで送った。
母の友人の方へのお祝いは現金にしようと思っていたけれど、相手の方に「何かさせて欲しい」と母が聞くと「掃除機!」と指定して下さったので、だいぶ高性能の掃除機を用意した。一世帯3万円は覚悟していたので母と共同で購入した。
居酒屋を始めた方のお店へ行た。素人が付け焼刃で始めたので正直言って行くのは気乗りしなかった。想像する限り痛々しい光景しか考えられないから。なんて言って励まそうかと考えるだけで疲れる。行ってみると・・・普通の居酒屋だった。慣れた手つきとは言い難いけれど、一生懸命切り盛りしている彼の姿は素敵だった。殿は単価の高い物をメニューから次々注文していた。私は懸命に食べた。そうやってしか協力してあげられないから・・・。帰るときに「また、平日に来てくださいね」と言って彼が<にっ>と笑った。殿は片手を上げて「おう」と答えた。
掃除機を直接相手の方の家へ御持ちした。来週から式のためグァムに発たれると聞いていたので掃除機を置いてすぐ帰ろうと思っていた。「まぁまぁ、あがって」と招き入れて下さり、お茶をタラフクご馳走になり、3人で昔話で盛り上がった。「こんな服でいいと思う?」と式に着るドレスも見せて下さった。にこやかで幸せに溢れるお母さんの顔でドレスを体にあてて見せてくれた。きっと服なんて何でも良くて、その表情だけでいいんじゃないかな?と思った。帰り際に「田舎から送ってきたけれど食べきれそうに無くて・・・」とお土産にジャガイモを沢山貰った。
世の中がどんなにデジタルになっても操る人間がアナログである事は変えられない。どんなに機械が進化しても私が怒ったり笑ったりするのは人と直接触れ合う事で起こるんだろうなぁと思った。メールもいいけど目の前でその人の顔を見て声を聞きながらお話させてもらう方が気持ちが豊かになる。お幸せに!頑張って!と強く思う。直接会うことが大事と考えている事自体私が時代遅れの化石みたいな考え方なのかなぁ?とも思う・・・。真理なのか時代遅れなのか、あと20年位すればわかるかなぁ。
たこ焼き器のお礼として急須みたいなサザエと掌程のアワビを送ってくださった。そんなつもりは無かったので腰が抜けそうになった。殿は正座して背筋をピンと張り、脂汗をかきながらお礼の電話をした。「長い休みが取れたらこっちへ来い、いつでもいいぞ」と仰ってくださった。殿は「是非!是非伺います!」と返事をしていた。
のびのび静かに昔話なんていいだろうなぁ。
当分無理だろうけど。
綺麗だろうなぁ。五島列島。
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